新規試験設備導入のお知らせ

2019年11月21日

車載機器EMC試験に関して、国内自動車メーカ規格で要求されている「サージ試験」や「微小ギャップ放電試験」の設備を導入しました。
また民生機器EMC試験に関して、2019年度下期に「リファレンスインピーダンスネットワーク」をはじめとする設備を導入し、新たに運用を開始します。有線や無線で接続され、ますます複雑化する産業機器や、機能安全が要求される装置を対象に設備強化を行い、日程の重複でご希望に沿えなかった案件につきましても、ご利用しやすい体制を整えていきます。

車載機器EMC試験

伝導イミュニティ試験システム

外観

品名 減衰振動波試験機
メーカ ノイズ研究所
モデル SWCS-931SD
品名 カップリングアダプタ
メーカ ノイズ研究所
モデル CA-806, CA-805B
品名 耐高周波サージ試験印加治具
メーカ ノイズ研究所
モデル 18-00078B

ESD試験用微小ギャップチップ(対応規格:国内自動車メーカ規格)

微小ギャップチップの特長は、従来の接触放電チップよりファーストピークが高速に立ち上がり、高いピーク値を示します。従来よりもより厳しい規格になると考えられますので、対応を要求される製品は早急な確認が必要となります。
外観

品名 微小ギャップチップ
メーカ AMETEK
モデル INA4416
ギャップ 0.5mm

グラフ

民生機器EMC試験

リファレンスインピーダンスネットワーク(対応規格:IEC 61000-3-3,-11)

大電力産業機器等の電圧変化・電圧変動・フリッカ規格の試験は、従来けいはんな試験センターでしか実施できませんでしたが、生駒第1試験サイトにも同等な設備を追加し、ご利用いただきやすくなりました。

メーカ NF回路設計ブロック
モデル DP4167

電圧ディップシュミレータ(対応規格:IEC 61000-4-11, -34)

電圧ディップ・短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ規格の試験設備は、従来は最大20Aまで対応可能でしたが、最大50Aまで対応できるよう拡大しました。
外観

メーカ NF回路設計ブロック
モデル DP4178 (2台) / DP4179 (1台)

高周波電力増幅器(対応規格:EN 12895, EN 13309, EN 15194 等)

土工機械、農業機械、電動自転車等の車両関連規格では、強電界イミュニティ試験が、20MHzの周波数帯から要求されています。車両の電動化が進む市場の動向を見据え、けいはんな新棟の第14電波暗室でも20MHzからの強電界イミュニティ試験ができるように電力増幅器を導入しました。これにより、けいはんな試験センターの第11電波暗室、生駒第1試験サイトの第1電波暗室、けいはんな新棟の第14電波暗室の3拠点で試験が行えるようになりました。
外観

メーカ R&K
モデル A010K251-6464R
周波数範囲 10k-250MHz
出力電力 2500W

Coupling Decoupling Network M3(対応規格:IEC 61000-4-6)

機能安全関連等の伝導イミュニティ試験において、リスクヘッジによる規格要求レベル以上の試験ができるよう設備を導入しました。従来はCDNによる10Vrmsまでの妨害波注入しか対応しておりませんでしたが、導入後は2倍の妨害波レベルである20Vrmsまで対応が可能となりました。
外観

メーカ 協立テクノロジー
モデル TSI-8003
周波数範囲 150k-230MHz
印加電圧 35V (MAX)

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